じゅうろくできみとあい ひゃくねんのこいをしらね
ひらひらとまいおちるさくらのはなびらのしたで

あいたくてかけぬけたひのあたるきゅうなさかみちや
こうえんのすみふたりのかげはいまもかわらぬまま

きみとぼくと「さくらびより」かぜにゆれてまいもどる
まるでながいゆめからさめたようにみあげたさきはももいろのそら

すきでした すきでした えがおさきそめたきみが
ぼくだけがしっていたみぎがわやわらかないばしょ

さくらのしたのやくそく「らいねんもここにこよう」って
なんどもたしかめあったけどいまもはたせぬまま

きみとぼくと「さくらびより」かぜにそっとよみがえる
きみもいまどこかでみてるのかなあ あのひとおなじももいろのそら

おいかけたひびのなかにきざまれたあしあとは
なによりもかけがえのないたからもの

きみとぼくと「さくらびより」かぜにゆれてまいもどる
とめどないおもいがあふれだしてなみだがこみあげた

きみとぼくと「さくらびより」かぜにゆれてまいもどる
まだみぬみらいをむねにだいてみあげたさきはももいろのそら

Composição: Mai Hoshimura