おだやかなかぜがふいているんだろうな
くさきがさらさらとなびいているから

あたらしいけしき いのちのふしぎ
はてしないみちのりはいつもいとおしい

たいせつなものばかり おもいでもみらいもここにある

でも、ちょっとせつない
たいおんにふれたくなる
ただ、そっとなみだを
ながすことはできない

だれかがぼくをしずかによんでいる

さりげないことばであたたかくなったよ
それだけでじゅうぶんだだけど、ふとおもう

きょうのかぜはきっとつめたいんだろうな
こどもがははおやのとなりでないているから

Composição: Kugimiya Rie