ひとりぼちには もうなれました
(おさないころからの きょうぐうです)
しうそうのなかの さかながゆいつ
(ぼくのはなしをきいてくれます)

ままもしらないことをしってます
(ぼくはさかなのえがとくいだよ)
くらいへやでないているすがたを
(いちばんよくしっているんです)

だれかぼくをこわしてください
だれかぼくをもとめてください
だれかぼくをわらってください
だれかぼくをあいしてください
だれかぼくにじゆうをください
だれかぼくになみだをください
だれかぼくにひかりをください

からみつくすべてがこわくて
おぼれてくじぶんをわらった
とどかないきみのゆびさきに
ぜつぼうがぼくをあやめてゆく

あるひおよがずよこむけでゆらり
ぼくのはなしをきこうとしません
どうせおぼれてしまったんでしょう
およぎつかれてしまったんでしょう?

だれかぼくをこわしてください
だれかぼくをもとめてください
だれかぼくをわらってください
だれかぼくをあいしてください
だれかぼくにじゆうをください
だれかぼくになみだをください
だれかぼくにひかりをください

とぎれてゆくぼくのゆきさきは
おいこまれこきゅうをわすれた
なにげないあすはもうこない
だれよりもぼくはひとりがすきです

だれかぼくをこわしてください
だれかぼくをもとめてください
だれかぼくをわらってください
だれかぼくをあいしてください
だれかぼくにじゆうをください
だれかぼくになみだをください
だれかぼくにひかりをください

からみつくすべてがこわくて
おぼれてくじぶんをわらった
とどかないきみのゆびさきに
ぜつぼうがぼくをあやめてゆく

とぎれてゆくぼくのゆきさきは
おいこまれこきゅうをわすれた
なにげないあすはもうこない
だれよりもぼくはひとりがすきです

Composição: