なみのたにまにいのちのはなが
ふたつならんでさいている
きょうだいぶねはおやじのかたみ
かたはふるいがしかにはつよい
おれとあにきのよゆめのゆりかごさ

おかにあがってさけのむときは
いつもはりあうこいがたき
けれどもおきのりょうばにつけば
やけにきのあうきょうだいかもめ
ちからあわせてよあみをまきあげる

たったひとりのおふくろさんに
らくなくらしをさせたくて
きょうだいぶねはまふゆのうみへ
ゆきのすだれをくぐってすずむ
あついこのちはよおやじゆずりだぜ

Composição: