せなかのかげがのびきるそのあいまににげる
はがれおちたはなにもきずかずにとぼう
まちかどあまいにおいりゅうせんとおくむこうから
どこかできいたようななきごう

よかぜがはこぶあわいきぼうをのせて
どこまでゆけるか
それをこばむようにせかいはゆれて
すべてをうばいさ
ゆめならさめただけどぼくらは
まだなにもしていないすすめ

まひるのたいだをたちきるようなすぶりでうかぶ
うまれおちたくもまでみおろすようにとぼう
まちかどちのにおいりゅうせんとおくむこうから
どこかできいたようななきごう

どろどろながれるふかくあかい
つきがあらわれてふられるさい
でたらめなひびをたちきりたい
なにくわぬかおでおわらぬように

よかぜがはこぶあわいきぼうをのせて
どこまでゆけるか
それをこばむようにせかいはゆれて
すべてをうばいさ
ゆめならさめただけどぼくらは
まだなにもしていないすすめ

Composição: Masafumi Gotou