しずかにただみつめてた
ちいさきものねむるかお
みけんにしわすこしだけよせてる
こわいゆめならめをさまして

みずがこわくてしりごみしてた
あのなつがよみがえるよ
せなかおされてやっとおよげた
まるできのみたいです

こえがきこえる
ゆくべきみちゆびさしている
さらさらながるかぜのなかでひとり
わたしうたっています

ちいさきものそれはわたし
わたしですまぎれなく
かがみのなかこころぼそさだけが
だれにまけないあしたになるよ

そしてわたしはおさないころに
すこしずつもどってゆく
いみもしらずうたうこいのうたを
ほめてくれたあのひに

そらをあおげば
みちてくるわたしのこえが
さらさらながるかぜのなかできみも
ふわりまいあがれ

こえがきこえる
ゆくべきみちゆびさしている
さらさらながるかぜのなかでひとり
わたしうたっています

たいせつなものはすぐそばにある
そのことにきづいた

そらをあおげば
みちてくるわたしのこえが
さらさらながるかぜのなかできみも
ふわりまいあがれ

こえがきこえる
ゆくべきみちゆびさしている
さらさらながるかぜのなかでひとり
わたしうたっています

Composição: Takahiro Yamautsuri