あたりまえのはなしでいいよ、ちかごろはきけないから
このよのじゅみょうがどうとかより、きのうのばんごはんとか

とおいところでばかりいきて、ほんとうにごくろうさま
あたまとみぎてばっかじゃなく、たまにはこしもつかってさ

きょうもどっかでしゃがれごえはいう、「ちかごろのわかものは
きっといつのよもおいぼれはそうかれこれなにせいきまえから

ふつうってなんなの?どこにあるの?ひっしでもっともなかお
きのどくだけどすぐそこに、きみのしんじるせかいだよ

ろくじゅうおくこのあたりまえのなかで、さんびゃくろくじゅうごこのであいのなかで
ぼくはつくってる、だいじにあっためてる、ふきとばされそうな
そのいっこをいまもそだててる

おかねがほしいとだれかがいう、おわらないえこのみい
ふけいき、かわせそうばおおあれもよう、せかいじゅうではあもにい

ちきゅうをさんこもかえるおかね、りょうてにかかえてもなお
どこでなにやってるんだうちゅうじん、はやくとりたてにきてよ

だれかほら、ちゃんといってやってよ、そのきみのえがおは
だれかのかなしみでうまれぜつぼうではなひらくと

うちゅうのかたすみにおいやられた、このなもなきせかいのとうじしゃ
しかたなしにみずからをなずけたかよわきもの

ろくじゅうおくこのただしさのなかで、さんびゃくろくじゅうごこのたたかいのなかで
ぼくはまもってるだいじにそだててるぼくだけがしるせいかいにまるをつけてる

ろくじゅうおくこのあたりまえのなかで、さんびゃくろくじゅうごこのであいのなかで
ぼくはつくってる、だいじにあためてる、ふきとばされそうな
そのいっこをそだててる

あたりまえのはなしでいいよ、ちかごろはきけないから
このよのじゅみょうがどうとかより、とっくにおわってるってさ

Composição: